観光施設・農園の“顔”となる、アイコン型エア遊具の3D設計事例
観光施設・農園の“顔”となる、苺ドーム型エア遊具の3D設計事例

観光施設や農園において、来場者の第一印象を決定づける要素は年々変化しています。従来は「広さ」や「設備の数」が重視されていましたが、現在では「写真に残したくなるか」「SNSで共有したくなるか」「子どもが自ら近づいていくか」といった、体験そのものの印象がより重要視されるようになっています。
そうした背景の中で注目されているのが、施設の世界観をそのまま形にした、アイコン性の高いエア遊具です。本ページでご紹介するのは、苺をモチーフにしたドーム型エア遊具の3D設計事例です。単に可愛らしい外観を目指すのではなく、屋外設置を前提とした安全性や運営面への配慮、そして実際に子どもたちが中でどのように遊ぶのかという体験設計までを含めて検討された内容となっています。
本ページでは完成後のイメージを言葉で説明するだけではなく、3D図面を用いることで、設計段階から完成形を具体的に把握できる構成としています。サイズ感や高さ、入口の位置、内部空間の広がり、窓の配置や送風口の位置など、実際の運用に直結する要素を事前に確認できる点が、このページの大きな特徴です。
同様に、用途や設置環境の異なるエア遊具についても、3D図面を用いた設計事例を複数掲載しています。
▶️3Dエア遊具設計事例一覧
苺モチーフを採用した理由とデザインの考え方

苺というモチーフは、子どもから大人まで幅広い世代に親しまれており、特に農園や観光施設との親和性が高い果物です。見た瞬間に「楽しい場所」「美味しい体験」「思い出になる時間」を連想させる力があり、施設の象徴として非常に優れたモチーフと言えます。
今回の設計では、苺を単なる装飾として扱うのではなく、苺そのものが遊具として成立することを目指しました。外観は丸みを帯びた立体的なフォルムとし、上部には苺のヘタを再現したエア構造を設けています。側面全体には種のモチーフを配置し、どの角度から見ても苺であることが直感的に伝わるデザインとしました。
遠くから見た際の視認性はもちろん、近づいたときの存在感、写真撮影時の背景としての成立感までを意識し、施設内で自然と人が集まる「目印」となることを想定しています。
ドーム型構造がもたらすメリット

形状にはドーム型を採用しています。ドーム型はエア遊具において、内部空間を効率よく確保できるだけでなく、空気圧が分散されやすく、構造的な安定性にも優れています。屋外設置を前提とした場合、風や日差しといった環境要因を受けやすいため、形状選びは非常に重要です。
ドーム型にすることで、内部に入った子どもたちが圧迫感を感じにくく、のびのびと体を動かせる空間を確保することができます。また、天井が高く取れるため、内部の熱がこもりにくく、通気設計と組み合わせることで夏場でも比較的快適に使用できる構造となっています。外観から内部構造まで一貫して苺を感じられるデザインとしています。
入口設計と内部空間の考え方
入口部分は、小さな子どもでも無理なく出入りできる高さと幅を意識して設計されています。段差を抑えたスロープ形状とすることで、転倒リスクを軽減し、出入りの際に混雑しにくい導線を確保しています。
内部は、あえて複雑な遊具構成を詰め込みすぎず、走る、跳ねる、触るといった基本的な動作を中心に、自由度の高い遊びができる空間としています。ドーム型の内部は視界が広く、保護者やスタッフが外から様子を確認しやすい点も特徴です。
側面には複数の窓を設けており、外から内部が見えることで安全性が高まるだけでなく、風の通り道としても機能します。これにより、内部の空気が循環しやすくなり、長時間の使用でも快適さを保つことができます。
屋外設置を想定した安全性と運営面への配慮

屋外に設置するエア遊具では、安全性と同時に運営のしやすさも重要な要素となります。今回の設計では、直射日光を和らげる形状とし、小雨程度であれば使用を継続できるような構造を想定しています。ただし、強風や豪雨時には使用を中止する運用を前提とした設計であり、その判断がしやすいよう視認性や構造の安定性にも配慮しています。
3D図面上では、送風口の位置や固定用パーツの配置も確認できるようになっています。これにより、設置時の作業内容や必要なスペース、運用時の注意点を事前に把握することが可能です。完成後に「思っていたのと違う」という事態を防ぐためにも、設計段階での可視化は非常に重要な工程となります。
3D図面を用いた設計のメリット
エア遊具は完成してからの修正が難しく、特にサイズや形状に関する変更は大きなコストや時間を要します。そのため、設計段階でどれだけ具体的に完成形を共有できるかが、プロジェクト全体の質を左右します。
3D図面を用いることで、全体のバランスや高さ感、設置時のイメージを関係者全員で共有することができます。言葉や平面図だけでは伝わりにくい部分も、立体的に確認することで理解が深まり、意思決定がスムーズになります。今回の苺ドーム型エア遊具も、何度も図面を修正しながら細部を詰め、納得のいく形へと仕上げていくことを前提とした設計事例です。
観光施設・農園での活用シーンを想定して
この苺モチーフのドーム型エア遊具は、いちご狩りを行う観光農園やファミリー層を中心とした施設での設置を想定しています。来場者が施設に足を踏み入れた瞬間に目に入る場所に設置することで、自然と人が集まり、写真を撮り、思い出として持ち帰ってもらえる存在になることを目指しています。
季節イベントや期間限定エリアに設置することで、来場のきっかけを作ることも可能です。また、施設のロゴやカラーに合わせた配色変更、サイズ調整なども、設計段階で柔軟に対応することができます。
素材・製作を見据えた設計について

エア遊具の品質は、デザインだけでなく素材選定や縫製設計によって大きく左右されます。屋外設置を前提とする場合、耐久性や安全性、メンテナンス性を考慮した素材選びが不可欠です。
設計段階では、どの部分に負荷がかかりやすいか、どこに補強が必要かといった点も検討します。3D図面は見た目の確認だけでなく、こうした構造的な検討を行うための資料としても活用されます。
▶️エア遊具の素材・安全基準について詳しく見る
掲載している3D図面について
本ページに掲載している3D図面は、あくまで設計検討用のイメージです。実際の設置環境やご要望、安全基準に応じて、仕様や寸法、構成は変更となる場合があります。そのため、最終的な製作内容については、個別の打ち合わせを通じて決定していく形となります。
「形」だけでなく「意味」を持つエア遊具を
エア遊具は、単に子どもが遊ぶための設備ではありません。施設の印象を形作り、来場者の記憶に残る体験を生み出す存在です。そのため、形や色だけでなく、どこに設置し、誰が使い、どのように運営するのかまでを含めて設計する必要があります。
私たちは、設置場所や利用者層、運営スタイルを丁寧にヒアリングし、それぞれの施設に最適なエア遊具をご提案しています。今回の苺ドーム型エア遊具の3D設計事例も、その一例としてご覧いただければ幸いです。
エア遊具のご相談について
屋外設置を前提としたエア遊具の導入をご検討中の方は、3D図面による事前確認やオリジナルモチーフでの設計について、ぜひお気軽にご相談ください。設計段階から完成後のイメージを共有し、納得感のある遊具づくりをお手伝いいたします。






